風林火山の里を走る}(千曲市から笄の渡し)

スピッツ

2007年05月27日 21:27

自転車に乗って巡る「風林火山の史跡めぐり、連休中に行った「真田の里」までの道のりを写真で紹介します。



千曲川の流れを眺め、心地よい風を受けながらサイクリング道路を南に向かって走ります。
千曲市をスタートして、上山田温泉が近づくと、左手に「村上義清」の「葛尾城跡」がある山並みが現れます。



上山田温泉の横では、温泉の開祖「坂井量之介」の碑があります。
その後ろの山には大河ドラマのロケ地となった「荒砥城」の物見櫓が見えますね。



坂城町に入り、葛尾城が目の前に近づくと「笄橋(こうがいばし)」が現れます。



笄橋を渡ると「笄の渡し」の記念碑のたつ公園があります。国道18号線沿いです。

1553年、「武田晴信」と幾度も戦火を交えた「村上義清」ですが、ついに葛尾城が敵の手に落ち、城を抜け出す混乱で奥方とは別々に逃げ延びました。

義清夫人は着のみ着のまま、従者と山を下り、千曲川の対岸にある「荒砥城」へ向かいます。
川の手前で、義清夫人は船頭を探し船を出すように頼みます。
危険を顧みず快く引き受けた船頭は、無事対岸まで奥方一行を運び、婦人はお礼として「髪にさしていた笄」差し出したという言い伝えがあります。

なお、このとき葛尾城を落したのは武田方についた「真田幸隆」ですね。

「笄の渡し公園」には自販機、ベンチがありますので、葛尾城跡をバックに千曲川の流れを眺めながら休憩することが出来ます。
また、ここからは、先日紹介した村上義清の居館跡まで自転車で10分ほど走れば到着です。





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