サイクルモード2009@幕張メッセ 試乗編

スピッツ

2009年12月13日 13:40

サイクルモードの魅力は何と言っても、各メーカーの自転車を会場で「試乗」できること!
憧れの1台に乗ることが出来る、良いチャンスです。 また、小径車や折りたたみなど、ちょっと気になるバイクの乗り心地を確認するにも、良い機会ですね♪

幕張メッセの会場内外を使った特設コース、途中でロード・クロス用とMTB用にコースを分けながら試乗が出来るようになっています。
ほんとは、フルカーボンの有名メーカーのバイクに試乗したいところでしたが、混雑がすごくて何時間待ち?ってな具合で、待つのが嫌いなワタクシは、空いているブースから自転車を借りて試乗を繰り返しました。

まずは、真っ赤な「ケルビム」のクロモリから・・・会長さんが乗っているのはピストの固定です。
ケルビムは渋い外観そのままの、安定した乗りやすいフレームでした。

次はダブルレバー&革サドルの「ENECICRO」、シクロのダブルレバーは狭い試乗コースではちょっと良さが分からず・・・逆に鮮やかな黄色が目を惹く小径車「Tyrell」は、加速が良くて、狭くて混んだコースでは、ストップ&ゴーが楽々でしたね。

「サーリー」のぶっといタイヤ、DDBにも置いてありますね。サスがないのに、MTB用コースの砂利道や木材を使った凸凹コースも柔らかいタッチで走破できました。思ったよりも重くなくて、意外と楽しいバイクです。
折りたたみで有名な「ストラーダ」。小さいタイヤながら、良く転がります。また、このモデルはクランクの辺りを足で押すと、2段ギアが入ります。重い、軽いの2段階があるだけで、ずいぶんと走りやすくなるものですね。

「SILLGEY」サイクリーのピスト、鮮やかなカラーが目立ち度抜群、都会で街乗りしたいタイプのバイクはパーツも全てがカラフル~♪ シングルフリーと固定がありました。フリーは乗りやすくて、コーナリングもちょっと格好つけたくなる気分(笑)。 逆に、固定は常にペダルが回転しているので、減速や停止が難しい・・・混んでいる試乗コースでは、ちょっとビビリ気味の走行でした。回転を下げて減速しますが、ふくらはぎにぺダルの回転エネルギーがググッと伝わり、妙な違和感、いっぱいです・・・。
サーリー「サルサ」の個性的なロード、これでタグは33万円ほど・・・。高いだけあって、試乗ではスムーズな乗り心地と高い安定感がありました。やっぱり値段の良いバイクは走りも快適度があがります。
もう1台、サルサのMTBも試乗してダートコースを試しましたが、乗り慣れないせいか、ダブルサスのよさがイマイチ分からず・・・。

といった具合に、何台かのバイクに試乗させていただきましたが、全てが違ったシーンのために設計されたバイクで、それぞれの良さが実感できました。
速い高価なロードに試乗出来なかったのは残念ですが、あの短い直線の混雑コースで、加速感やスピード感を実感するのはちょっと難しいかもしれませんね・・・それでも、デ・ローザに跨って、記念写真でも撮りたかったなぁ~。(笑)

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