2007年06月01日
真田信綱寺
真田幸隆の墓がある長谷寺から、国道144号線の真田交差点まで一気に下ると、途中に「山家神社」が現れました、大きな神社です。
ここは真田一族や、代々の上田城主の崇敬があつく、真田信綱の文書が社宝となっています。
真田の交差点を西に入り、道沿いに坂を下っていくと、信綱寺のある歴史公園の標識が現れます。
駐車場が広くありますが、お寺は丘の上にあるようで、一本の山道が坂の上まで続いています。
坂の上にも道があるようなので、自転車を担いで山道を登ってみました。軽いロードバイクだから出来る業です。
大きな石を削った門がありました。細い道はアジサイの通路だったり杉並木が続いたりと、日本らしい趣が所々に見られます。
信綱寺に辿り着きました。大きく立派な門を潜り境内に入ります。きれいなお寺です。
お寺の裏山に、信綱の墓があるようです。ここで自転車を置いて、墓に続く激坂を歩いて上ります。
ようやく辿り着きました。真田信綱の墓です。幸隆の墓と形も配置もよく似ていますね。
真田信綱は幸隆の長子で、幸隆が病死した後に家督を継いで武田の家臣となります。ただ、その直後に、武田勝頼と織田信長が戦った長篠の合戦に、弟の昌輝と参戦し敗れて討ち死にしました。
信綱の家臣が、その首級を鎧と共に陣羽織に包んで、この寺に持ち帰ったといわれています。
中央が信綱公の墓、左が信綱夫人の墓、右が弟の昌輝の墓です。
信綱寺にあった「真田の郷」の史跡案内図、このように配置されています。
ちょっと上り坂が多くて大変といえば大変ですが、真田の郷、この歴史の舞台となった土地を自転車で巡る旅はお奨めのコースです。
自身の健康と地球環境のために「自転車」に乗りましょう!
にほんブログ村に参加しています。